

故浅井一彦先生が発見・開発されたミネラルのひとつで、有機化合物(有機ゲルマニウム)です。私たちのエネルギー源となるデンプンやブドウ糖などの糖質・アミノ酸・タンパク質・脂質などの他に、遺伝情報が貯えられている核酸(DNA・RNA)などの生体高分子なども有機化合物です。
有機ゲルマニウム化合物は、化学構造の中に炭素を含みます。
反対に無機ゲルマニウム化合物は、その構造に炭素を含まない化合物です。
ゲルマニウムの生理活性は当初、無機ゲルマニウム化合物(GeO2)による動物実験が進められました。
しかし無機ゲルマニウムは、臓器への蓄積が認められ毒性のある事がわかりました。
そこで生命体に取り入れるには、安全性の高い有機化したゲルマニウムでなければならないという結論に至りました。
その後有機ゲルマニウムの合成研究に十数年の歳月をかけ、安全で有用な有機ゲルマニウム(アサイゲルマニウム)が誕生しました。
また、浅井一彦工学博士・及川浩医学博士によって開発された有機ゲルマニウム(アサイゲルマニウム)は、
多くの動物実験とヒト臨床試験により高い安全性が確認されている、唯一の国産有機ゲルマニウムです。
浅井一彦博士(明治41年~昭和57年)は、東京帝国大学(現 東京大学)法学部を卒業後、1934年民間企業のドイツ駐在員としてベルリンに赴任しましたが、まもなく強度の神経衰弱に悩まされ見かねたドイツの友人が当時の基幹産業であった石炭採掘現場に案内したことが、石炭との、ひいてはゲルマニウムとの運命的な出逢いを引き出すきっかけとなりました。
炭鉱で真っ黒になって働く人たちの姿に感動した博士は、心機一転退職して石炭の研究に打ち込む道を選ばれ、1945年5月ドイツの敗戦を機に同年7月に帰国した浅井博士は、焼け野原となった日本で石炭産業こそが復興をもたらすと考えられました。
エネルギー源としても化学工業資源としても重要な役割を担っていた石炭は唯一国内生産が可能な物質でありました。
トランジスターの需要が急速に伸びる中で、ドイツの研究生活を通して日本の石炭にはかなり豊富にゲルマニウムを含んでいることを知った浅井博士は「石炭に含まれるゲルマニウムなら自給できる」と提言し、その開発研究を進めました。
当時ドイツでは、無機ゲルマニウムが動物の赤血球や白血球を増やすなどの生理効果を示すことが解明されていたため、博士は薬理研究にも没頭していました。 しかし無機ゲルマニウムには顕著な生理効果がある反面、腎臓障害などの弊害を生じることがわかりました。
武見太郎氏(元日本医師会会長)と中原和郎氏(元国立がんセンター研究所所長)は理化学研究所に勤務していた1930年代からゲルマニウムの有用性に着目しており、二酸化ゲルマニウムは無機化合物であるため生理活性作用もあるものの同時に毒性もあって使いづらいため、水に溶ける化合物でなければ生科学的に効果を期待することが難しいとの助言が浅井一彦博士になされ、浅井博士は「有機ゲルマニウムであれば理想的な作用ができるのではないか」と考えられました。
浅井一彦博士は石炭の組織分析研究で石炭の中の本質の部分に有機ゲルマニウムが特に多いことを解明し、石炭生成の過程で入り込んだのではなく石炭の母体となった元の植物に含まれていると考え証明するために、各種薬用植物から漢方生薬にまで対象を広げ調べあげました。
| 植物名 | 含有量(ppm) |
|---|---|
| さるのこしかけ類 | 800~2000ppm |
| 朝鮮にんじん | 250~320ppm |
| 山豆根 | 257ppm |
| 詞子 | 262ppm |
| 菱の実 | 239ppm |
| 枸杞の実 | 124ppm |
| 藤の瘤 | 108ppm |
| 鳩麦の種子 | 50ppm |
| 紫根 | 88ppm |
| アロエの葉 | 77ppm |
| コンフリー(奇跡の草) | 152ppm |
| ニンニク | 754ppm |
| 磐梯ウド | 72ppm |
| 磐梯キノリ | 255ppm |
| ひかり苔 | 15ppm |
ppm = 100万分の1を基準とする割合の単位。
主に濃度を表すために用いられる
1967年秋、ついに浅井一彦博士と及川浩医学博士によって、初めて安全性と有用性が確認された水溶性有機ゲルマニウム(アサイゲルマニウム)の合成に成功されました。
現在浅井一彦博士が創設された(財)石炭綜合研究所は、有機ゲルマニウムの合成に成功した翌年の1968年「浅井ゲルマニウム研究所(アサイゲルマニウム原料メーカー)」として再スタートしました。
現在も意欲的に人間の生命力や生体機能を見据えた「健康」を基本に考え、研究が続けられています。
このマークがついている商品は、「品質」「信頼」「安全」が確認されています。
株式会社 浅井ゲルマニウム研究所
函館研究所